韓国でチョリウォンに行かなかった理由

前のブログに書いたように、韓国では産後の身体をとても大事な時期だと考えています。

「絶対に重いものを持たないこと!」

「絶対に冷たい水で手を洗わないこと!」

「できるだけ寝てること!」

産後に無理をすると、後々身体に響いてくるよ!と周りから散々言われました。(近所のスーパーのおばちゃんにも言われた)

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産後の足元。靴下必須。笑

 

韓国には、産後調理院(サヌチョリウォン)という施設があります。

退院後に赤ちゃんと共にそこに約2週間(人による)ほど滞在し、赤ちゃんのお世話を任せて母親は身体を休めることができる施設です。

お値段もそこそこしますが、ゆっくり休める環境(父親以外面会不可)なので、最近ではチョリウォンに入るのが当たり前のような風潮です。

 

私も気になって、出産予定の病院付属のチョリウォンに相談をしにいきましたが、結局行かずにそのまま帰宅することを選びました。

職場の人たちからは「なんで!??」とびっくりされたのですが、わたし個人的には退院のときには既にだいぶ回復していたので行かなくて正解だったかな?と思ってます(健康体)。

 

理由はこちら

食事や教育は他のママさんたちと一緒

人見知りの私が、他のママさんたちと団体行動するというのが、そもそもストレス。

特に食事。大皿をみんなでつつきながら食べるらしく、ちょっと無理。ってなりました。笑

絶対に気を使ってしまうし、身体がしんどくても家のが心が休まると思いました。

※あくまでわたしが相談したチョリウォンのお話です。

ただ、ここで仲良くなると、チョリウォン同期といってずっと子連れで遊んだりするみたいです。

 

家にヘルパーさんを呼ぶことができる

調べたところ、チョリウォンに行かない人の多くは、家に産後トウミ(ヘルパー)を呼んでいました。

保健所で妊婦登録したときにも案内してもらったのですが、登録されている業者と契約してヘルパーさんを呼ぶと、国と市からそれぞれ補助が出て、かなり格安で利用できます。

わたしは15日間お願いしましたが、とても良くて延長しました。(※延長分は補助が出ません!)

朝9時から夕方6時まで、赤ちゃんのお世話、洗濯、掃除、料理などの家事をすべてやってくれます!

我が家に来てくれた方は、10年以上この仕事をされてる方で、赤ちゃんの沐浴の仕方や韓国料理もちゃっかり教わりました。

外国人のママさんや、チョリウォンを利用したあとに、こちらを利用する人も多いそうです。

記憶が曖昧ですが、費用は15日間(土日はお休み)で約2万円ほどだったと思います。

事前に申請しておいて、産まれたら連絡し、赤ちゃんと帰宅した次の日の朝には来てもらうことができました。

 

最初は自宅に知らない人が来るのはちょっとな~(ホントに人見知り)と思っていたんですが、信頼できる人に来てもらえて本当によかったです。

※気に入らなかったらヘルパーさんを変えることも可能でした。

 

こんな感じで、日本と同様、少子化に悩む韓国ではこういった制度があるよ~!という紹介でした☺