韓国での出産あれこれ
「韓国での出産ってどうなの?」とたまに聞かれるのですが、まず結論から言うと、
「2人目も韓国で産みたい!」です。笑
韓国で出産することになった経緯と、日本と違うところ等々、まとめてみます。
(※日本で出産を経験してるわけではないので、あくまで知っている範囲で。笑)
◎韓国を選んだ理由
韓国で出産することにした理由は大きく2つ。
1つ目は、「通っていた産婦人科が気に入ったから」です。
一番最初に行った産婦人科は、家から一番近く、地元では有名な大きな病院でした。
そこで親切な先生と看護師さんに出会ったこと、そして病院での色々な検査や次の予約の取り方、お会計まで体系的で、できるだけ診察までの待ち時間にムダがないように、且つ分かりやすく案内してくれるところが気に入り、ここで産んでもいいかも!と思うようになりました。
外国人なので看護師さんたちもすぐ覚えてくれて、最後の方は挨拶しただけで受付してくれてました。
2つ目は、「韓国では無痛分娩が当たり前だから」です。
出産を経験した日本の友人たちに脅されて、痛みに対する恐怖感があったのですが、韓国では無痛の注射を打つのが当たり前。費用も出産費用に含まれているのですが、そもそも出産費用が激安(日本の半分以下)なので、気軽に(?)打ってもらうことができます。
ちなみに私の場合は注射を打っても死ぬほど痛かったです。笑
◎日本との違い::出産前
妊娠が分かると保健所で妊婦登録というのをするのですが、そのときに葉酸と鉄分のサプリメントをくれて、飲み終えたらまた取りに行けばもらうことができます。
あと、体重管理は日本の方が厳しい気がします。私の担当の先生の場合、いきなりドカーンと増えない限りは大丈夫よ~と言ってくれて、私は臨月までに11キロ太りましたが、一度も怒られませんでした。
◎日本との違い::入院
日本では自然分娩だと一週間ほどの入院だと思いますが、私が出産した病院では、自然分娩の場合は2泊3日、帝王切開の場合1週間の入院でした。
私は土曜日の午後に出産、月曜のお昼には退院しました。あっという間ですよね~。
なぜこんなに短いかは産後ケア施設(産後調理院)の存在があるからなんですが、これについては少し長くなるので次のブログで紹介します。
入院中の食事は皆さんご存知の通り、ワカメスープ祭りです。
ある日の食事▼
手前の大きいのがワカメスープです。笑
(とりあえず量が多い。笑)
産後の身体に必要な栄養たっぷりなんだそうで、家に帰ってきてからも二週間くらいは義母からもらったワカメスープを食べ続けました。
そして、私が入院中に一番気に入ったのが、座浴!!!
会陰部の損傷回復のために、産後、1日3回以上の座浴をするように指示されました。
日本の病院には座浴室ないですよね...?
幸い入院部屋の目の前に座浴室があり、コツコツ通いました。
座ってスイッチを入れると温かいお湯がポコポコ出てきて、これが眠くなるくらい快適でした!!
(最高すぎて写真撮っておきました。)
最後に紫外線と温風が出て、全部で10分くらい。自動で止まり、終了です。
家に欲しいくらい快適で、退院前にたくさん行っておかないともったいない!と通いすぎて夫に笑われました。笑
最後にこれ▼が入院していた一人部屋。左は保護者用のベッドです。
この病院の場合は赤ちゃんはすべて新生児室にいて、授乳のときだけ母親が授乳室に行きます。
母親以外はガラス越しでしか見ることができませんでした。
こんな感じで、あっっっという間に退院です。
韓国で妊娠、出産するにあたって私が不便だとか不快に思ったことは一度もなくて、費用も安いのでもちろん一人部屋、早く回復するように栄養点滴(中身がなんだったか忘れました)も打ってもらい、入院中ほぼ寝れなかったにも関わらずとっても元気に退院しました。
分娩室に入るとき、夫は入院手続きをしていて一人だったのですが、ものすごい早口でものすごい数の質問を受けたので、それだけちょっと焦りました。(外国人なのでゆっくりお願いしますと言いました。笑)
退院後の過ごし方も日本とすこし違うので、次のブログに書きます~☺